ORGANIC DUB GROOVE SESSION

Posted: 2011/12/17
昨日は吉祥寺WARP13周年企画イヴェントとして、
店長レオナ君仕切りのパーティーにて、
10月の5HOURSでもご一緒したディジェリドゥー奏者のSOLEA君、
GROPASことISHIGUROBASS氏とセッションしてきました。
僕はもちろんターンテーブル2台、そしてエフェクター&サンプラーで参加。
その日はちょうどPAの“J”こと新谷がミックスを担当してくれて、
こっそりダブで味付けしてくれていてこれがまたハマって最高でした。

ベースとディジュの音域が被らず、かつキーやコード進行も気にせず
セッションできそうな踊れるビートを色々と試行錯誤していたのですが、
ダブステップのような「抜き」のあるリズムがしっくりくることが判明。
音源を今日ずっと聞き直してましたが、ここからさらにソロパートを増やしたり、
セッションタイムをつくったり、と更なる展開・展望もみえてきました。

バンドでダブステップをやってる人もいるのかもしれませんが
よりインプロ/セッション感を出したり、面白いムード、DJらしい展開の仕方など
僕らにしか出せない音を追求してみたいと思っています。

また、ハウスミュージックがそうであったように
BPMをフィックスした中で、例えばトライバルからレゲエ、ディスコまで
縦断するような、ジャンルをまたいで表現できるツールとしての
ダブステップの楽しさに目覚めてしまいました。

16ビートで刻むそれは、ポリリズムはじめ世界各国にある
伝統的なダンスグルーヴともリンクして、今やあらゆるジャンルを飲み込み
世界の音楽シーンの中にその根を貼ろうとしている印象を受けます。

実際、昨日出演した他のアーティストのサウンドの中にも
ベースミュージックを基軸としたサウンドの中に類似性が見いだせたりと、
DTM世代のビートやBPMとしての一つとして市民権を得ていると思います。

先日乃木坂CUCTUSにて最高の復活劇を遂げたベースミュージックパーティー
VERSION”でも、地元栃木から来たBLDクルーUENO君が仲間たちのトラックのみで
DJしていたりと、そういうDIYな雰囲気を含めて楽しかったし、
まだまだ探求してみたいジャンル、というかムーブメントだなと再認識。

前置きが長くなってしまいましたが、
そのセッションを録音したものをsoundcloudにアップしたので
是非チェックしてみてください!



LIVE SESSION DECEMBER 15. 2011 at WARP (KICHIJOJI)
JAHTOME(TURNTABLES/SAMPLER) × SOLEA(DIDGERIDOO) × ISHIGURO(BASS)  
MIXED & DUBWISE by SHINYA“J”MASAKAZU(WARP/ex.CRO-MAGNON)





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