ここのところ、携帯無くしたり風邪ひいたりで踏んだり蹴ったりな状態な自分ですが、クリエイティブにはオープンマインドになれている感じがします。
そんな訳でけっこう家に居ることが多いのですが。改めて自分が過去に溜め込んだレコードやら本やらの情報を整理していると歩んできた軌跡、また、この先自分がどこに向かおうとしているのかが見えてきて面白いですね。
17歳のときに買った、まだオサレ雑誌になる前のRelaxとか特集ズバリ「DJになってやる!」ですよ。中身も東京のハコ紹介に始まり(CAVEとか載ってました、なつかしい)MOODMANがミックスやエフェクト教えてたり、UFO矢部さんのレコード買う話だとか、沖野さんのパーティーオーガナイズ話とか、今でも結構覚えてる内容多くて、当時地元にいて悶々としてた自分はこういう記事をすごい細かいとこまで読んでたんだなー、ってなんだか笑っちゃいました。当時、地元宇都宮には今渋谷にもあるワルシャワってレコード屋があって、コレ読んだ次の日にさっそく12inch買いに行ったのを覚えてます。
あと、大学時代のアート関係の本。
立体系だったので今でも建築、インテリア関係の本は読んでも面白いし上がる。しかしながらふと目に止まった森先生の作品集を見て、あぁ、俺は何でこんないい先生と出会っていたのにもっと突っ込んでデザインや造形を勉強しなかったんだろう、と今さらながら自分の怠慢さを恨みました。で、勉強しないで何してたかっていうとクラブ行って遊んでたんですけどね。(この遊びは違う意味での勉強でした) 森先生の作品を、まだ知らない方に説明するのはなかなか難しいのだけれども、技術を学んで表現力もあり売れるものを作ろうとすればすぐ作れるのに、敢えて作らず、言うならば反資本主義、共産主義的な側面を持ち合わせていて、たぶん当時の僕はだいぶ拗ねてましたので無意識にそんな先生の作品にシンパシーを感じていた部分があったのかもしれません。
結局地元にいた頃から何も変わってないのです。
やっぱりカウンターカルチャーに憧れを抱き続けていたんだな、と。
刺激のない町に刺激を求め、パンクもレゲエもジャズもロックもヒップヒップも、全部その精神性に惹かれ憧れ、のめり込んでいったのですね。そして東京に来てクラブに行って体験した、ということ。
稚拙な表現を評価して下さったり、今年に入り音楽の仕事を与えて下さったり、教授は当時から僕の態度や作品からその気持ちをすでに理解していたんだな、と気付き、改めて畏敬の念を抱かずにはいられませんでした。
熱でもうろうとする頭の中での今日の発見、自分が表現することを学んだのは、クラブと森先生、これがやっぱり大きい存在なんだな、と。
風邪治ったらがんばるぞ!
ってことでおやすみなさい〜
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