今、来月の1/30にWARPでやるLINKAGEのときに配布予定の小冊子に掲載するための文章(1400字)を書いています。(大石始さんによるMoochyさんのインタビューも掲載予定!お楽しみに)
音楽とデザインのことについては過去にも多くの物書きが触れているけど、今回このブログでもその過程を紹介させてもらったAERIAL DUBの制作を経て、あえてこのお題に臨んでやろうとイキリ立ってパソコンに面と向かっている今日このときであります。
ふだんからレコードジャケットのアートワークは好きで、まず買ったらそのジャケを一回は隅々までなめるように見ながら、想像を膨らませて音楽を聴いているんだけど、この視覚+聴覚によるイメージ伝達行為、そのシンプルな奥深さを今回は追求しちゃいましょう、という話です。
俗に言う「あっち側」じゃなくて「こっち側」の視点から自分に書けることって気付けば結構あるじゃないか。Nothing but a realthing、対象の興味をよく考えよう、ってとこから始まったからもうだいぶ納期も遅れてしまっている。
けど書くことは嫌いじゃない。音楽を作る過程と似ている感じがするのです。
先に書いたMoochyさんのインタビューのことでtwitterで大石さんが興味深い書き込みをしていたんだけれども、その録音したものを書き起こしている際、まるで自分が南米を旅していた頃のように背景に音楽が流れているように感じる、と。
文章を分解した文字一字一句にも、音楽を分解した倍音の末端の一音にさえも、イマジネーションが内包されており、その繋がりが旅へと誘ってくれるチケットになり得る。デザインに於いてもその色や形のもつ意味は、見る側へ大きな刺激を与え、旅のスタートを余儀なくさせる力を放っている。
想像してごらん、
ってとこから全てが始まってる。
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