パーマカルチャー

Posted: 2012/05/26


今日は地元の方と田植えをしてきました。
詳しくはこちらにレポート書いたので良かったら覗いてやってください。

そんな折、地域と繫がる意義について考えていたら
田中優氏の面白いコラムを発見しました。
それは、タイの田舎で、日本・山形の「朝市」を模してマーケットを開催したところ
地域住民の間でモノとカネが循環し、「貨幣を使った非貨幣経済」が成り立ち、
住民の間での貧富の差がなくなったという話。(全文はこちら

改めて、何となくしか意識していなかった
パーマカルチャー」について考えるときが来たな〜と思いました。

農業のなかの作業一つとっても、例えば糞尿や野菜くずから堆肥をつくり
土を肥やし、作付けし、食べる、排泄する。
この循環を軸に、基本理念として
「畑の外からものを持ち込まない」
と決めるだけで大きな一歩を踏み出したことになる。

動植物の固有の資質と、その場所や建築物の自然的特徴を生かし
最小限の土地を活用して、都市部にも田舎にも、
生命を支えていけるシステムをつくりだしていく。

自然のシステムを読み取り、人間の生活にそれを取り入れる。
自然の豊かさと人間の豊かさの共生…
物質的豊かさを求めた時代が終わり
精神的豊かさを求める時代が到来しているのだと思います。



6.15 A OVERTONE SUPREME

Posted: 2012/05/25


フライヤー制作しました。
ディジュリドゥー奏者SOLEA君企画のスーパーアンビエントナイト。
今回も写真は矢内絵奈さんです。緑萌ゆる感じがまさに今の時期とリンクしますね。

ライヴは
DACHAMBOのディジュ奏者OMI氏、ポットメセニーことGROPAS氏、
辺境ロマンス・トランスSOLEA氏、そして僕も含めて皆でセッションも予定しております。

DJには
CALM氏の実弟KENKOU氏 & 僕、初顔合わせなので楽しみです!

ORBITのリラックスした雰囲気のなか面白い一夜になりそうです。




才脳

Posted:
小学生のときノートの上の隙間部分に
ガンダムに出てくるハロボールをパクったようなキャラで
ずーっと横にスクロールしていく漫画みたいのを書いていました。
落書きから始まったその話は宿題サボってまで書くようになり
毎日とまではいかないけど頻繁にストーリーも更新していって
最初の読者だった隣の席のやつは「つづきまだ?」といつも心待ちにするようになり、
気づけば、数名のコアなファン層が結成されていったのでした。
この話は10冊目くらいに突入して自然消滅していってしまったけど
今思えば、続けていたらどうなっただろう?

あのときは続ける熱意も度胸も
それらを体系化する知恵もなくて
中学生になったらそれは記憶の彼方に葬られたのでした。


「才能」というのは何だろう?

美術大学を受験しようと思ってた頃は毎日そんなことばかり考えてました。
答えは出ないまま、技術を習得し進学したけど幻滅する部分もあって
DJをやっているうちに音楽のなかに人間を構築するエモーションをみつけ
これしかない!と思い自分探しとダブらせてのめりこんでいったのでした。

いま、ほぼ無意識的にmacのキーボードをこうやって叩いている瞬間。
無意識ではあるけど、厳密に言えば意識の先には
今これを読んでいる人たちのことがあるのです。


東京で凄い才能をたくさん見ました。
文を綴ることに対して自分が特段秀でていると
思ったことはそれほどなかったのですが、
このBLOGをはじめてから日に日に反響が出てくるようになりました。
気づけばもう3年以上続いているこのBLOG。
あの頃書いてた漫画の意識とダブってくる。

過去にも書きましたが、
僕は匿名性を持ってDJをするタイプではないし
もはやそんな時代でもないと思っているので
なるべく他の人が書かないようなありのままの自分を書こうと、
特にここではそうしよう、と決めたのでした。
すると不思議とまた新しい反応してくれる人がやってくるのです。
必ず見方は現れる。人生の連鎖の鉄則を見ているようです。

「才能」の答えは掴みかけてて未だ掴めないけど
裸になる度胸を持った上で、想い、続け、かたちにすること、
それが出来る事、その延長線上にある気がしています。



…けど最近は「才農」傾向。

不耕起栽培記
マジなんで宜しくお願いします。

何にマジかと言えば「これから生きる道の模索」です。
ここから、また僕の旅がはじまるのです。




不耕起栽培記

Posted: 2012/05/22
不耕起栽培記はじめました。

http://tomenofarm.blogspot.jp/

先日こちらでも紹介した隣の空き地の開墾日記です。
空き地で無農薬野菜が作れるか?日々の実験備忘録。


未来の架け橋と成れるか?

Posted: 2012/05/21
先週の東京漂流4DAYS、遊んだ皆さんありがとうございました。

水曜のGRASSROOTSでは二羽さんの音に癒され、
後日ぶらり立ち寄った西荻窪BABOYでは
大学時代の友人に8年ぶりくらいの奇跡的再会を果たし
そのままWARPのLIFE OF DUBで遊ぶというヤーマンな週末でした。

多くの人と出会いたくさんの話をしました。(久しぶりで嬉しかった)
色んな人に今の等身大の話したら、みんな「いいね!」と賛同してくれ
先々の思ってるビジョンについても「俺もそんなこと最近考えてた」といった
反応があり、栃木にいて一人でモヤモヤしてた不安が払拭されました…。

正直言えば
「畑ばっかやっててあいつ音楽やめたの?」って言われるのにビビってました。
中にはそう腹のなかで思ってる奴がいるかもしれない。
けど本当に信頼している仲間や先輩が後押ししてくれてるならそれは
東京での自分の音楽活動を少なからず認めてくれた証だし、
みんな次のステップに期待してくれているってことなんだと分かりました。
だから今思ってることを精いっぱいやる、かたちにする。しかも今度は一人で。
過去に一人でやったカレー屋は半信半疑のままスタートしてしまったから
失敗したけど、今回のビジョンは何か自信が持てる。みんなの喜ぶ顔が見える。
まだぼんやりだけど…こういうことが自分のやるべき生涯の仕事と成るのかもしれませんね。

改めて、良くも悪くも東京は刺激が多い街ですが、
今やその街のあり方も、日本のあり方も変わろうとしています。
僕はここから、っていうのが最近見つかった気がしていて嬉しい。
激動の時代のなかでこそ本当に考え自分の道を知ることが出来るのかもしれません。


そんな訳で、東京にいた10年以上をムダにすることなく、
こちらでアップデートした活動をしていきたいと思う次第です。

「農ライフ通信」も力を入れてアップして参りますのでお楽しみに!


あと…

結構BLOGチェックしてくれている方いらっしゃるんですね!
(嬉し半分プレッシャー半分、、です)








LIFE OF DUB

Posted: 2012/05/16

イベント告知連投ですが、明後日金曜は吉祥寺WARPにて
サックス奏者KOYO氏企画・ライフオブダブ!
いいイベント名ですね〜
夏らしくなってもきたことだし、
久しぶりにダンスホールとかかけてみようかと思ってます。


2012.5.18(FRI)
【LIFE OF DUB 吉祥寺】
[LIVE]
 CHALISSSCREW×RUEED×THUNDER 
The Tchiky's×広田マサシ[per.]
KEN2-D SPECIAL

 [DJ]
 DJ UPPERCUT
 JAHTOME
 AXEMAN

 [LIVEPAINT]
 狩集広洋

 [Photo Exhibition]
Hashizume Taichi

 OPEN/START 24:00 ADV,WF/DOOR ¥2500 / ¥3000(with 1d)

 TOTAL INFORMATION KICHIJOJI WARP
 0422-22-3514 / warp@rinkydinkstudio.com

GLOCAL RECORDS 1周年 !!!

Posted: 2012/05/15
ちょうど一年前…
震災後のバタバタ冷めやらぬ中、
先輩方3人と原宿・神宮前にオープンしたレコードショップ『GLOCAL RECORDS

振り返ってみれば、あのときの箕輪先輩の開店決断は英断だったと思います。
僕はRUDIMENTSを手伝っていた流れのまま参入したようなかたちになったけど
結果、この行動が東京にいる人たちにも勇気を与えることになったとも思うし
何より自分らの精神基盤ともなるホームを意図的に築いたことによって
現在の自分の在り方や活動へとも繫がっていったのだから。
今は栃木に越してきて少し関わり方も変わってしまったけど
やっていなかったら今はもっと全く違うことをやっていたかもしれません。

利用して下さったみなさん、力を貸してくれた皆さん
あらためて有難うございます。

明日水曜はそんな感謝の気持ちを込めて
東高円寺GRASSROOTSにて二羽高次さんをお招きして記念祭開催致します!
是非祝杯あげに遊びいらしてください〜


5/16(wed) 『QUALIA』
GLOCAL RECORDS 1st ANNIV. PARTY!!
★START 21:00
★ LIVE:ニ羽 高次(ex BREATH MARK)
★DJs : KINKA / 風祭 堅太 / JAHTOME / 箕輪 弦太

http://www.grassrootstribe.com/


農ライフ通信 VOL.2

Posted: 2012/05/14
さてさて、反響も頂けましたので続々畑のレポートをしていきたいと思います。
まずはここ一ヶ月の動向、3月下旬〜4月下旬までの作付けを中心としたものからどうぞ。



これは4月2日、前年11月に苗を植たソラマメに防虫テープを貼っているところ。
銀アルミの只のテープですが、この反射光をアブラムシは嫌うそうです。
ソラマメは春先に植え付ける方もいるみたいですが、前年の冬に苗を植える(とは言え、寒さを凌げる適度な大きさがなければなりません)ことによって夏前5月下旬〜6月くらいの収穫が可能となるようです。

これは前年植え付け冬に収穫したゴボウの残りを土に埋めて保管しておいたもの。
こうやって保管しておくほうが風味が落ちないそうです。
ただ、これは保管しすぎて葉っぱが出てきちゃってます。
(味にはあまり影響なし、のような気がしました…)


グエッ…冬眠から起こされちゃったよ…
こんなんもあちこちから出てきます。





4月9日、いよいよ自宅隣の空き地の開墾に着手しました。
不起耕栽培と自然農を混同している人は結構多いのですが (かく言う自分もそうでした) 、
前者は最初一回のみ耕起し施肥によって土壌の酸度を調整し、
植物が育ちやすい環境を整えた上で、根張りによる「根粒構造」を生かす農法です。
つまり、普通の畑の場合は一度収穫を終えた作物は根ごと刈り取り、
次の作物の植え付けのために再び耕起し (これがまた重労働) 、
作物に合わせて石灰、肥料などを蒔き再度phを調整し直さなければなりません。
この行程で保水、微生物の住処を維持していた根粒構造は断絶されてしまうのです。
不耕起栽培ですと根は自然と発酵し腐葉土と化したり、根のすきまを住処としていた
微生物、ミミズや幼虫など、土を肥やしてくれる生物が生き残ることができます。
これを栄養として次の作物が育つので、年々良い収穫が見込めるようになる
というものです。
僕は水口文夫氏の農文協から出ている「不耕起栽培」を読んで
これを試さずにはいられなくなってしまった、という次第です。


まず、区画を計りひもを張ります。
その後はひたすらクワで深さ20~30cmで耕す、耕す、耕す…


色んな生き物が出てきます。
これは「ニホントカゲ」。
カナヘビと違って超すばしっこいやつですがまだ寒くて動きは鈍感。


大きな雑草の根の下には巣があります。
まだしっぽの青い子供が数匹飛び出してきました。
子供のときだけ見れる美しいブルーのしっぽ。

雑草との戦い。ひたすらシュールかつ孤独です…苦笑
丸々半日以上かけて8割耕起完了。
関東の土地はphが酸性の土壌が多いので、
中和するためにアルカリ性の苦土石灰などを撒きます。

今回は苦土石灰のかわりに貝粉末を使用してみました。
微量ミネラルを含むとか。ホームセンターで5kg/¥500ほど。
また植物の初期段階での栄養素の吸収をアップさせるために
ヨウリンをそれぞれ2000g〜3000g撒きます。これも最初の一回のみです。


ちなみにこのヨウリンとは、思い切り化成肥料ですが
有機肥料が必ずしも良いという訳ではない、との判断からの使用でした。
有機はバクテリアをゆっくり時間をかけて分解して、植物が吸収できる状態へと
持っていくので、いわば不完全燃焼とも言うべき腐敗も起こりやすいのです。
食味など要検証ですが、純粋に植物は育つ過程でリン酸を欲しているのであれば
それを与えればよいのでは?との判断です。
あまり印象良い例えじゃないかもしれませんが
人間で言えばビタミンサプリメントですよね。

この後、土と肥料を馴染ませるため2週間ほど放置。
その間に何してたかって言うと、自転車を修理して
裏の山を超えて農道散歩、花見三昧してました。



4月15日、芳賀町/野本川沿いの風景。
美しきかな、カントリーロード!
昔は見向きもしなかったのにね …
年を取るとはこういうことなのかな? 笑
ずっとここにいると埋もれてしまう風景だけど
良いものは良いと胸を張ってイイタイ!







東京にいたときは花をまじまじと観察する時間さえ無かった気がします。
日の光を浴び芽吹き、花を咲かせるという当たり前のような行為のなかに
生のダイナミズムや、生きる物の然るべき姿を見いだす。
科学技術の結晶のなかにいると当たり前のように人間が中心に感じてしまう。
自分が本来どこにいるかは脳で意識し理解することじゃない、感じることなんです。



農ライフ通信 VOL.1

Posted: 2012/05/13
どうもここ最近、先日も書いたように
何書いていいのかよくわからなくなってましたが
結局は自分のブログなので自分の書きたいことを書くことにしました。
音楽であろうが畑であろうが、ウケようがウケまいが関係なし!
JAHTOMEだろうが誰だろうが自分は自分であります。

と言うわけでまず、リクエストと言うかクレームも?入ってきてますので
栃木に越してきて以来だいぶご無沙汰してしまっている畑のご報告も
ぼちぼちこちらでもしていこうかと思います。
別ブログで書こうかと思案していましたが、
そっちは自然療法なども含めてより突っ込んだものにして
こちらでは重複してしまう所もあるかもしれませんが概要を書こうと思います。
(まあ、改めて断ることでもないんでしょうけど…
いつも見てくれている皆さんにはホント感謝です!)
畑経験者の方からすれば笑ってしまうような内容かもしれませんが
東京にいて農に興味がある人、これから学ぼうという人たちの足がかりに、
そして自分の備忘録、またミドリに飢えている方の目の保養になれば 笑
と思う次第です。

現在、我が家(父&母&自分)で手がけている圃場 (畑)は実は4つあり、
一つは父と母が家から車で5分くらいのところに借りている場所で、
もう5年以上使っているのかな?我が家のメイン畑でもあります。
ただしここは年内に返還予定なので現在栽培中のインゲン豆、
以前ここにアップしたジャガイモなどの夏野菜を最後に
その他イモやらネギやらは移植作業中の圃場でもあります。
まわりは360°麦畑に囲まれてててナイスな風景ですが
その畑は農薬の空中散布なども行われているので個人的にはまあまあかな、、
といった感想です。


で、もう一つは家の向かいの造園屋さん(敷地内は植樹されており広大)が
今年の春ご好意で貸して下さった圃場。敷地内を抜けてなんと家から徒歩30秒!
20平米以上あってまわりも木で囲まれてて奥ではキジなんかも鳴いてて最高です。


ここは前年までは一面ニンニクを栽培してました。連作障害を避けるために
ニラ科の野菜は隅っこに少しにして、その他トマト、ナス、トウガラシ、
セロリ、トウモロコシ、サトイモ、ヤマイモ、カボチャ、アスパラ、
ホースラディッシュ、ウコン、ショウガ…
その他、コリアンダー、カモミール、バジルなどハーブもあります。
このてんこ盛り具合は家庭菜園ならではですね。


もう一つは、家から車で10分くらいのところにある
県立農業大学校が敷地内に一般貸し出しいている圃場で
ここは通称エコファームと呼ばれていて、農薬禁止、
有機肥料があらかじめすき込んで耕起された集合農場です。
農大敷地内とだけあって、まわりは北海道みたいな巨大な圃場や
牧場、池などもあり、作られた環境とは言えとても気持ちいい〜場所です。



素人、玄人入り交じって様々な意見交換が出来る場としては最高ですね。
(実際にはライバル視線でバチバチ?)


大きさはだいたい10平米程度。
ここではダイコン、ニンジン、ジャガイモ、ネギ、ゴボウなどを栽培しています。


で、最後の一つが、
家の隣に駐車場として草刈りを条件に地主さんからからお借りしている土地に
どうしても個人的に試したかった不耕起栽培をやるために僕が開墾した畑。
(不耕起栽培と自然農は別モノです。不耕起栽培は最初一回のみ耕し、
植物が育ちやすい環境を調整して作ります。)


7平米を自力・クワのみで開墾するのはなかなか大変でしたが、
その分愛着もありますし、ご近所の視線に丸裸にされながらの畑作業も
なかなかスリリングで面白いですよ。笑
ここでの実験は、別ブログにて自然療法と合わせて紹介していこうと思います。 
ここではトウモロコシ、ナス、インゲン、クロマメ、トマト、カボチャ、
ネギ、アシタバ、トウガラシ、パプリカ、ピーマン、ヤマイモ、コマツナ、
オカヒジキ、ヒエ、アワなど僕が食べたいものを中心に栽培中です。


ざっと紹介するとこんな感じで、
素人菜園でどんだけ〜って僕でも思ってしまう量ですが
それぞれに環境が違うのが面白い。
同じ作物でも土壌や環境の違いでどの程度、味にも変化がでるか
実験も兼ねて楽しく栽培していってみたいと思います。



戦いの美学

Posted: 2012/05/04
4月は考える時間が山ほどあったにも関わらず
ほとんどここに書こうと思うことがありませんでした。

取り繕ろおうとしている自分が見えたら書かないことにしているんです。

二重人格か?って思うくらい前日の自分の価値観を破壊したくなる
衝動に駆られることがしばしばあるのですが、それが人間ってもんでしょう。
ここ最近は怒り先行で反目して不調和したくないと願うばかりに
「絶対的自分」を信じられなくなっていることに気づいてしまったのです。
世の悪や不条理に対して決して目を背けているつもりはなかったけど
原発事故以降の世間の考え方の二極化、それに対して良し悪しを言っている次元が
そもそも違う、俺には俺の調和の作り方がある!と自負していましたが…
そろそろ結果を出さないといけない時期が来たのかもしれません。
つまりは本気で自分を立てる努力をする時期ということです。

マイペースにやろうって決めてたけど、それにも飽きてしまった。
いや、厳密に言うとマイペースのねじを締めたくなったという感じでしょうか。
漠然とした怒りや情熱が帰ってきたので今ここに書き綴ってます。
たぶん読み返すと後悔しそうだから多分二度と読み返さないでしょう。笑

そもそも破壊を恐れちゃいけない。
クロウトもシロウトもない、あるのは自分だけ、
「生」の力を表現することが「生きる」ということなのです。

ピカソにしろ岡本太郎にしろ、
既成の美意識や道徳観に疑問を抱いた先駆者は皆ルーツを辿りました。
原始美術の中に人間の生の躍動を見いだし、
尻つぼみになってゆく現代社会やその価値観と戦いました。

僕は…戦うことは悪と決めつけていた節があったのかもしれません。
しかし言わない奴はもっと悪と決めつけられることがあることを知りました。
ダライ・ラマの言葉で
「欲には二種類あり、物欲は悪だが、自身がこうありたいと願う欲は悪ではない」
というのはむかし書きましたが、それと戦うことも同じです。
人の揚げ足取ったり、瞬間の言葉を追うことほど無意味なことはない。
どうせ叩くなら、生の根底を揺さぶって決定的な感動を与えたい。
そのための創作は決して嘘にはならないし、後からみてもそれは
金太郎あめ的にいつどの時のものであっても本当の自分であるはずでしょう。

人生のなかには悲痛で惨く打ちのめされることがランダムに現出します。
この理不尽に対して卑屈になったり打ちのめされていてはいけない、
むしろ笑顔で肯定して、謳歌してやろうじゃないか!って意気込みが必要です。
男という存在が輝くのは、そんなどうしようもない漆黒の闇に立ち向かうときでしょう。

音楽やアートに限らず、仕事全般、時を生きる、全ては同じということです。
制作を続けても、いつまでも金にならないと
俺って器用貧乏なのかな?って思いはじめてしまいますが
それは大胆に言ってしまえば覚悟が足りないだけなのかもしれません。
迎合ばかりしてるとストレス溜めて自分を見失うだけです。

またJAHTOMEが口先ばっかで偉そうなこと言ってるぞ、
と思う方がいらっしゃるかもしれませんが、
そうおっしゃった方が僕の人生を変えてくれる訳でもないし
幸せにしてくれる訳でもないので大いに言わせてもらうし、
これが僕なんで全力でぶつけていきますよ、という所信表明でもありますから。

肝心なのは「思い切り」です。
なんでこんな単純なことに気づかなかったんだろう?
と思ってしまいますが、今日の一歩は個人的に大変大きな一歩でした。