DO 4 LIVE

Posted: 2012/01/26
言葉には「ちから」がある。
自分の正しいと思うことを
真っ向から正直に言うと
時として相手を傷つけてしまう。

「嘘も方便」という言葉あるいは態度は
自分にも嘘をついているみたいでずっと嫌いでした。

けど30過ぎたら、そのことに対しても
何だか折り合いがすんなりついてしまって
これが大人になるってことなのか…
と今さらながらに感じてる今日この頃です。

とは言え、やはり誰もが「素」であるべきだと思うので
肝心なのはそこに慈愛があるかということなのだと思ってます。


最近、発酵食に興味を持ち出して
あれこれ書籍を読み漁っているのですが
微生物の世界はホント素晴らしいと思いました。

各々が自らの働きを全開で行使し(つまり「素」ということ)
使命を遂げると駆逐され新しい状態へと変異していく…
それぞれの微生物は自分の使命を、生きる意味を知っていて
ただひたすらにそれに向かって一生懸命に働くのです。
人間は自分の体の何億という微生物と共生している訳であって
「菌」と言うとカビ菌などマイナスイメージにものが多いですが
実際には皮膚の上から内蔵まで、彼らと共生し守られてもいるのです。
その見えないミクロの世界では常に流転が繰り返されており、
誇張して言えば、それはまるで宇宙の理を表現している様でもあります。

日本は多湿で、四季があり、発酵に適した気候があった。
先人の長期保存と医食同源の知恵を
まさに今知っておくべきだと思いますし
何よりこういった知恵は経済や流行とも無縁で
人が生きる上で普遍的な技術でもあります。
また、都会にいる人間からお金を奪ったら
生きることにいかに脆弱であるかは想像するに容易いと思います。

これから先、この技術が必要とされる場は増えると思います。
皆が「健康」と「病気」について考えざるを得なくなる時がきます。
健康であることは、人生を楽しむことにも直結しています。

「あの人は自然食志向だから」とかそういう偏見を無くして
化学調味料や添加物、遺伝子組み換え食品の危険性などを知った上で
当たり前に、皆が、何が「生きる」ために良い選択なのか
共通認識ができたらいいなと大真面目に思ってます!

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