dive into a darkness

Posted: 2011/10/02
最近音楽以外のことばっか書いてるな〜
と思いつつも伝えずにはいられないのであります。
それだけ理不尽なことが多すぎるのだと思います。

先日、日本が受け入れたTPP並びに遺伝子組み換え食品のこと
どれだけの人が興味を持ちその内容を知ろうとしただろうか?
ラットは毒性を示し、3代先には子が生めなくなると言われている
(それはまだ誰にもわからない)食品を経済優先で認可する政府。

国や政府のありかた、食のこと、音楽のこと、
僕にとってはどれも並列です。
友達、家族でそういった情報を共有し
普段から話し合うことが何よりも重要と考えます。
僕も知らないことだらけです。
興味を持てば自然に道は広がるし、
自分の正義(というと過激な印象ですが)
たとえば美しい、心地よいと思うビジョンを持ち続けること、
愛の感情を持ち生きるにはどうしたら良いか、
そのために戦うべきは何処にあるか?

最近30過ぎて、ようやく生きてる意味がわかった気がします。
もし僕がとてつもなく頭が良かったら医者になってみたかったとも
最近思いました。それは人の命を、心を、救うことが出来るから。
音楽を今やっていること、それに関わる仕事をしていること、
これを誇りに思っています。医療でない形でも心を救えるからです。
また、過去に多くのミュージシャンが証明してきたことでもある、
人を突き動かす可能性に魅力を感じているからでもあります。
責任追求型の法治国家に於いて「我がまま」に生きるには
大変なリスクと覚悟がいると思います。

今朝読んだ山口組組長の「異様な時代がきた」という話には
社会的差別を受け居場所のない人間が、ここ日本にどれがけいるか、
正面から法と戦い、理想社会を追うということがどれだけ困難か
的確な指摘とともに記述されていて、ふいに感動しました。

先日も書いたように、「意識の戦争」は始まっているけれども
そのなかで足掻き、理想を追うことも「人間」らしい生き方なのだと思います。
自然のなかにいて、不自然(宇宙の摂理に従わず)に生きているのは
人間だけなのですから。

結局、「成るようにしか成らない」というのが真理だと思いますが
それは宇宙法則の話であって、社会の話ではありません。
だからデモにも行くし、声上げるとこでは上げるのです。

これも音楽が教えてくれたことですが、
必要なのは見えない可能性を信じて飛び込む
「勇気」だけなのだと思います。



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