SYUNOVEN×GLOCAL RECORDS T-SHIRT

Posted: 2011/07/28
GLOCAL RECORDSとアーティストによるコラボレーション企画第一弾として
会津出身、自分とも同い年でもあるペインター
「SYUNOVEN」デザインのTシャツが完成しました。

もちろんGLOCAL RECORDS限定販売。

また、ダブ~ジャズ~エスノなど僕が10曲セレクトしたCD-R付きです。
『ONE MILE SKANK』を気に入った方には是非聞いて頂きたい内容!
ちなみにここだけの話、曲間を「0」で焼くとミックスにもなっちゃいます。


是非チェックしてみてください。

そして明日29日(金)西麻布elevenにて彼のライヴペイントがあります。
僕は今回もG.N.Tと裏方としてパーティーをサポートします。
みなさん、是非遊びに来てください!(詳細は画像をクリック)

UZTB DESIGNS

Posted: 2011/07/27



こちらはリリースインフォフライヤー。
裏面掲載のコメント文も書かせて頂きました↓

『BEADS』以来、5年ぶりとなるKINKA名義でのオリジナル・フルアルバムが到着!アルバムに先行してRUDIMENTSより発売された『Dubplate-R〝Urbanizationtribe EP〟』『MARGINAL COLLECTIVE EP』収録のトラックに加えて、過去多くのDJが現場でプレイしKINKAベストワークの呼び名も高いJEBSKI〝OVAL〟のリミックスも収録。KINKAにしか成し得ないアーバンな中にも土着的なパッションを内包した、洗練されたダンストラックアルバムがここに完成!


-コメント-
長年現場の支持を得てきた、acca、Key Of Knowledgeなどのプロジェクトを経て、真に自身の内面と向き合ったとも言える『BEADS』に続く待望のオリジナル音源によるフルアルバムが5年ぶりにリリース!自身がディスコを通じ遊び学んだ80~90年代のハウスマナーや、DJ的感覚で構成されたブレイクビーツたちの中にダブ、ジャズ、ワールド、アンビエントなどの要素をうまくブレンドさせ、躍動する力強く美しいサウンドスケープを生み出した。収録楽曲のほとんどが、先行して発売された『Dubplate-R〝UrbanizationtribeEP〟』『MARGINAL COLLECTIVE EP』のコンセプトでもある〝現場使用を前提としたトラック〟でありながらも、個々のトラックの中にはっきりとしたムードや場所が存在し、それらをKINKAの持つ独特なメロウネスやファンクネスによって一つに束ねる手腕も、アルバムを通じ光っている。また、現場での〝鳴り〟に重点を置き制作された楽曲たちをSOFTのKNDがマスタリング、音質面においてのクオリティーをさらに押し上げることにも成功。経験値から導き出されたこだわりが作品の随所に反映されており、聞き込むほどにその味わい深さが滲み出てくる好盤となった。全てをやさしく包み込むような物語のイントロダクション「NewDawn」、フルートとピアノで叙情的に奏でられるダウンテンポトラック「T.S.O.C.」、コズミックブギーな「Kuff」、軽快なジプシーリディムとレゲエ声のブレンドが冴える「Bolano」、シャンテル顔負けキラーバルカンビート「RudeSkankin’」、アラビックダブブレイクビーツ「Totala Dub」、アジアの原風景を想わせる壮大な世界観を描いた「Lakyo」、エレピと共に爽快に駆け抜けるディープハウスナンバー「Sunlight」、サックスの音色が空を裂き、一気に上昇気流を作り出すJEBSKIの「Oval」リミックス、スティーヴ・ライヒを彷彿とさせるミニマルアンビエント「Ripple」、浄化を表現したかのような美しいピアノとシンセの浮遊感が漂うジャズトラック「Dub Voyage」。と、このアルバムは実にジャンルレスに世界各国の辺境の意識が内包されている。ワールドワイドなグルーヴとして、ここ東京の空気との架け橋もしっかりと担っている。またそのオーガニックなビートは、都会のなかで生きものたちが呼吸し、生を刻む原始のリズムでもあるかのようだ。




そして一週間後には出来上がっている予定の
『URBANIZATIONTRIBE Tシャツ』

一足お先に公開です。

よく見て頂くとわかる通り、
CD内ジャケに潜む虎が都市とフュージョンしているデザインです。

カラーは
ナチュラル×オリーヴ

GLOCAL RECORDSにて限定数取り扱い予定です。

よろしくお願い致します!


URBANIZATIONTRIBE

Posted:
表紙(P1)


裏面

盤面


P4


インレイ(盤下)


2P & 3P




来月8/3にRUDIMENTSよりリリースされるKINKAさんのアルバム、
『URBANIZATIONTRIBE』のCDデザインを制作させて頂きました。

都市とトライブ(部族)をモチーフに様々な要素をデザインに取り込んでみました。
今回はイラスト風にするためにアフリカンデザインはじめ、植物の書き方など
色々勉強する良い機会を得ました。

表紙の顔は、とあるアフリカの写真で虎の頭と毛皮を被ってダンスしているものがあり
人間はケモノと一体化し、その環境を生き抜く術を得るのだな、と解釈して
現在の都市を生きる我々と照らしあわせてコラージュしました。

GLOCAL RECORDS BLOG内にてサンプル音源など試聴できます。

是非チェックしてみてください!


JOURNEY#6

Posted: 2011/07/24




気づけば久しぶりの更新になってしまいました。
最近自分のホームをおろそかにしすぎですね、、反省。


今年の夏は当然ながらいつもと違う雰囲気を感じずにはいられないのですが
その違和感の中で東京をサヴァイブすることは、大切なものが何かということを
意外にもすんなり教えてもくれます。


意思を貫き続けるのことの重さ、大切さ、etc
この街を離れる仲間も多いなか、色々考えさせられますが
今月あった出来事として皆に知っておいて欲しいことがあります。
http://nxs-jakam.blogspot.com/


どう思いますか?

音楽家が活動家みたいなことするべきではない、という意見も耳にしましたが
いま自分がいる〝この世〟をリアルに感じているが故、の行動
ということで個人的には賛同できる内容だと感じています。

もちろん法を犯すことがOKと言っているのではなく、
その成り立ちの根源を考えることには重々意義があるということです。

原発問題もそうですが、
根から掘り起こさない限り消せないものがたくさんあるのが
ここ日本の、いや世界のルールだということも最近知りました。

そこに抗う勇気、体力、精神、、それらを日々削りながら
そういった人たちが何のために動いているかと言ったら
自分のためではなく他人のためなんだ、ということにも皆気づくべきだと思います。

そうすればもう少し、このギスギスした現代の人間関係は緩和するかもしれません。


個人には個人の、出来ることがあるはずで
人と比べる必要も、完璧である必要もなく、
人のために何が出来るかをちょっと考えてあげるだけで
意外と自分自身も救われることって多々あるものだと気づきました。

明日を生きるキーワードを探し続けることも
また大切な日々の日課であります。






こちらは今月3日に渋谷虎子食堂にて開催された
MARGINAL COLLECTIVEでのベストショット。


MAFT SAI & CHIRIS MENIST + DJ KENSEI +MARGINAL CREW + FRIENDS

Thanxx & Nuff Respect.

JOURNEY#5

Posted: 2011/07/01
気づけばあっという間に2011年も後半戦。

3.11の大地震はこれから先、何があってもおかしくないぞ、
という暗示であったかのようにも思うことがあります。

実際に信じられなかったようなことが起きそうな予兆は多々ある。

世界経済の行き先、原発、食料危機。。。

先月印象深かったことは、
2008年、ビジネスウィーク誌が世界で最も影響のある8社に名を連ねる
〝モンサント〟社による遺伝子組み換え作物を日本に輸入することに対する
パブリックコメントを農林水産省が公募していたこと

ここ数日の東京の、冷夏なのかと思いきやの猛暑、もそれを感じさせるものでしたが
これから先、食料難の時代がやってくるだろうという意見を最近目にすることが多いので
何だか心配になります。

最近はスーパーで納豆を買う際にも、
安いのだけどよ~くラベルを見ると「大豆(カナダ産)」とか書いてあるものは
過敏だよ、と思われるかもしれませんが意図的に避けるようになったりもしてきました。

と言うのもGMO(遺伝子組み換え作物)の生産地域を見ていただきたい。
主に、アメリカ、カナダ、中国、ブラジルである。
これらの生産国は100円ショップでもよく目にする国名でもあります。

世界の経済が困窮すると、利益追求のために生産者たちは
仕入れが安く、利益の大きいものを選ぶようになります。

モンサント社の種子は遺伝子組み換えによって農薬を使わず
害虫に強い作物を育てることができる、というのが売り文句です。

がしかし、実際にはその成果に対して多くのクレームが出ているにもかかわらず
強引な手腕でそれらを国民の生活の中に溶け込ませようと思案しているのは目に見えてます。
(ちなみに、この会社はベトナム戦争時には枯葉剤を製造していた企業としても有名。)

3.11直後のスーパーやコンビニからの食品の消滅。

あの光景を目にした後だと、
食料難のときにとる人間の行動も何となく察しがついて
例えば今年の天気が最悪で、しかも放射能で汚染さらたものしかなく、
食べるものがなくなったときにまずは自分が生き延びようとする、
そんな動物的本能?が怖くなることもあります。

我々にとって平和な世の中とは何なのだろう?

常々考えます。

金で夢みた、毎日おいしい食べ物に囲まれる暮らしは
世界中で餓死していく子供がいる現状の裏で
本当に平和な世と言えるのだろうか。

僕は日本人が元来食べてきたものがずっと好きなので
それらが当たり前に食べられるようになって欲しいと
本当当たり前に思うのであります。


食べることが生きることと仮定するならば
僕らが日々せっせと稼ごうとしているお金はまずそのためでもあると言えます。

最近、結局自分にとって等身大でない〝金〟を使うのであえば
なるべく可視範囲内で使おうということを心がけるようにしています。

例えば自分が昼飯を食べて、
そのお金で今日を食べることが出来る人がいる。

ジュースの自動販販売機が日本には500万台もあって
そのトータル電力は原発施設一つ分、1920億円使っているって知っていますか?

駅前の牛丼屋、ハンバーガー屋、100円ショップ、コンビニ、そして自販機、、
我々が生活する中でイージーに手に入るものの裏にはそれなりの理由があるということ。

非買、とまではいかないささやかな抵抗ですが、
戦時中には戦時中の暮らしがあったように
これが現代、として受け入れるしかありません。

そしてこれが僕の3.11以降に決めた
社会に対するけじめであります。