JOURNEY

Posted: 2011/04/03
ずっと考えてた。
長い時間だった。

毎日が過ぎていくことがとてつもなく長く感じてた。
逆を言えば、毎日とてつもなく生きてる実感を得ている。

あの日以来、色んな価値観がひっくり返った。

目の前にあるもの全てが、
「虚」と「実」でぱっくり二分割された。

真のカオスは物との間ではなく、
精神の中にあったことに気付いた。

そして、自分が何処にいるのかも。




事実として言いたいことは山ほどある。

僕というメディアが、
出来ることの可能性に
挑戦しなくてはならないとも思う。




先日、高円寺の反原発デモに行った。

東京に今いることの意味を問われたら、
ある意味答えは全てここに集約されるはずだ。

「俺は死ぬ事なんて怖くねーよ」
とイキガッテるような素振りの人もいっぱい見るけど、
少なくとも、
こんな時代にした責任だけは忘れないで欲しいと思う。


僕らにはその責任を全うする義務があると思うから、
次の世代のために、残るもののために
すべきことがあるはずだ。


「繋がり」
という言葉が時代のキーワードになっているが
本当の繋がりとは何だろうか

遠くの島で亡くなった命と、
東北で亡くなった命に違いなどあるだろうか。

日本人のルーツをたどれば、
皆、中国大陸から来ているのであり、
ネイティヴインディアン然り、ペルーの山の人然り、
ルーツをたどれば皆同じ土地に住む人間である。

底の底をみれば、
言わずもがな一人の人間に辿り着く。

それが
「国家」と「金」という
張りぼてによって、
隣人を疑い、憎み、妬み、
自分の考えに合わないものは
排除しようとする風潮が生まれた。



大雑把に言えば、
これが現世を生きる人間のカルマだと思う。


他人を自分と思えない

今、この感覚を得ることの出来るもの、
それは家族だけであり、
近い血の繋がりが実証されているもののみだ。


無償の愛


ホントにこれだけだと思う。
世界を救えるものは。



各々が、
今、生きる意味、
そして今、一人で生きていない、
という意味を考え、実感すべきだと思う。

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