Look Root

Posted: 2011/01/04

元日は栃木の実家に帰り、両親とともに初詣。
真岡市にある、日本一でかい恵比寿様がいるという大前(おおさき)神社へ。
恵比寿様は商売の神様ってことで、今年の繁盛祈願して参りました。

帰り道に宇都宮市内のハードオフに立ち寄ってレコード掘ったのですが
7インチが10枚100円、5枚で60円という価格で放出されておりました。
その中から、北海道、青森、秋田、宮城、福島、栃木、東京、三重、大阪などの民謡、
鳥の声、虫の声の入ったソノシートなど計15枚を救出。で、会計168円也。笑


中でも、「日光和楽踊り」は子供の頃に夏祭りでいつも聞いていたものだったことに気付いて
地酒片手に部屋の中で何とも言えない郷愁感に浸っておりました…

そんなとき、僕がレゲエが好きな理由をふと考えたのです。
もちろんパンクやレヴェルとしてのそれも好きなんだけれども、
ビートとしてのそれが好きな理由…なぜこんなにも長くこいつと付き合えるのか。

昨年末にタイに行ったときにも強く思ったのだけれども、
ゆらぎを伴なった骨太なグルーヴは日本のものと同じなのです。
気付けばそれは、インド、ネパールはじめアジア全域のグルーヴにも通じています。
さらには、南米・中南米の歌のなかにもそのムードを見出すことが出来ます。
もちろんそれは我々の祖先であるインディオの音楽がルーツにあるからでしょう。
レゲエと日本の繋がりについては詳しくは知りませんが、
広い視野で見てみれば、何らかの接点があった気がしてなりません。。。

昨年末、虎子食堂でDJして下さった井上薫さんが後日twitterで
「辺境」について下記のように書き込みされていました。


「辺境音楽という呼称は自身を中心と捉え ているという意味で偏見とも取れるわけだが、自由さを標榜する希望でもあるように感じた。実際、カテゴライズされているようで、アレ以外は全部オッケー的 なマッピングの広さがあり、それがパーティー空間でどう連鎖していくのか、分からないのがスリリングだ。

地政学的に我が国は辺境であると最近明言した方もいたので、親和性もあるのかもしれない。辺境LOVE。どちらかというとフェティシズムに近い気もする。なのでキーワードとしての消費は不可能。ゆえにまた面白い。


日本も辺境。
この意識はグローバル化著しい現代において、ナショナリズムを先導するキーワードとなるかも。

今年のマイ音楽テーマは
「辺境・ルーツ・創造」
これに決まりました!

点と点を線で繋ぎ、新しいものを生み出すのです。

新年早々確信した、
日本の祭りのゆらぎグルーヴが身に染みてるという事実。
もっと勉強するともっと楽しくなるだろなぁ。

2011はディープに突っ込んでいきたいと思います。

よろしくです!

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