Where do you come from

Posted: 2010/04/05
唯物論的な思想は宗教を否定し、人間の魂の存在や、輪廻転生や業(カルマ)の問題を無視してきた。もし人間が魂の不変や業の理法を持ち続けていたならば、人類はもっと別の科学的発展をして、別の文明を築きあがていたかも知れない。科学は物、宗教は心、と両者を別々に追求してきた。本来この両者は一つにならなければならないものである。なぜなら人間は物質(肉体)的存在であると同時に精神(心)的存在であるからである。


横尾忠則『インドへ』より抜粋

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